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大学院入試情報

農学研究科主催 2021年度大学院入学試験説明会 食品生物科学専攻

2021年度は食品分子機能学分野と食品化学分野は大学院生の募集はありません。

日 時:2020年2月15日(土) 12時30分~16時55分

対象者:下記の受験をお考えの方

  ・2020年8月に実施される修士課程(一般選抜)

  ・2021年1月に実施される修士課程(私費外国人留学生特別選抜)

  ・2021年1月に実施される博士後期課程編入学(一般選抜/社会人特別選抜/私費外国人留学生特別選抜)

スケジュール:

12時30分~13時15分:研究科全体説明(農学部総合館W100教室)

  ・研究科長挨拶、副研究科長と専攻長の紹介

  ・研究科全体の説明

  ・専攻ごとの「コア説明」の場所と時間

  ・「相談ブース」の場所と時間

  ・奨学金や学費免除制度など

13時30分~14時00分:食品生物科学専攻コア説明(農学部総合館W322教室)

  ・専攻の概要(特徴、講座・分野)

  ・2021年度入学試験(種類、日程、試験科目)

  ・各分野の研究内容

  ・「分野訪問」の場所と時間

14時00分~16時30分:食品生物科学専攻相談ブース

  ・当専攻の教員が常駐しております。

  ・研究、受験、就職・進学など、どのようなことでもお聞きください。

15時00分~15時45分:分野訪問(1回目)

15時50分~16時30分:分野訪問(2回目)

  ・興味のある分野を訪問してください。1回目と2回目は同じ内容です。

16時35分~16時55分:全体質疑(農学部総合館W322教室)

食品生物科学専攻修士課程入学試験 専門科目出題説明

専門科目(1)は、[生化学]、[有機化学]、[物理化学]の範囲から基礎的な6問題を出題する。

専門科目(2)は、[生物有機化学]、[食品生物工学]、[生化学・酵素科学]、[応用微生物学]、 [栄養科学]、[食品科学]の6領域からそれぞれ1問題を出題する。これとは別に、応用微生物学、栄養科学、食品科学領域から英文和訳問題を含む英語問題2題を出題する

専門科目(1)は、全6問題を解答すること。

専門科目(2)は、6問題から2問題を選択して解答すること。英語問題2題については必答とする

専門科目(1)の出題範囲:

  • 生化学:

①タンパク質、糖質、脂質の構造 

②解糖系・クエン酸回路・電子伝達系 

③ 遺伝子とタンパク質の生合成

  • 有機化学:

①有機化合物の構造と化学結合、立体化学 

②酸・塩基反応と解離定数、酸化と還元 

③基本的な有機化学反応(付加、脱離、置換)

  • 物理化学:

①気体と溶液の性質、熱力学、相平衡

②化学平衡、電解質溶液と電池、反応速度論、光化学


専門科目(2)の出題範囲:

  • 生物有機化学領域:  

①有機化学反応全般ならびに反応機構 

②機器分析による構造決定

  • 食品生物工学領域:  

物質収支、水分と乾燥、伝熱・殺菌、物質移動、レオロジー、界面化学、バイオリアクター

  • 生化学・酵素科学領域:

①生体分子の構造と機能 

②代謝と生体エネルギー論

  • 応用微生物学領域:  

①微生物の分類・形態・増殖 

②代謝と発酵、遺伝子と情報伝達

  • 栄養科学領域:    

①栄養素の消化・吸収、エネルギー代謝

②栄養素の代謝

  • 食品科学領域:    

①食品成分の化学と機能 

②食品の成分変化と品質


 

専門科目(1)の参考書:

  • 生化学、有機化学、物理化学:

有機化学要論(学術図書出版社)、ホートン 生化学(東京化学同人)、アトキンス 生命科学のための物理化学(東京化学同人)

専門科目(2)の参考書:

  • 生物有機化学領域:  

マクマリー有機化学・第9版 (東京化学同人)第1〜24章

  • 食品生物工学領域:  

食品工学入門(カルチュレード)、食品工学(朝倉書店)、現代化学工学(産業図書)

  • 生化学・酵素科学領域:

ホートン生化学・第5版(東京化学同人)第1〜15章

  • 応用微生物学領域:  

遺伝子から見た応用微生物学(朝倉書店)

  • 栄養科学領域:    

①分子栄養学(化学同人)第1〜9章

②Introduction to Nutrition and Metabolism (5th Edition, CRC Press) David A. Bender

  • 食品科学領域:    

①わかりやすい食品機能学 第2版(三共出版)第1〜5章

②食品の機能化学 (アイ・ケイコーポレーション)第1~4章