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大学院入試情報

食品生物科学専攻修士課程入学試験二次募集について

募集人数:若干名

募集分野名:生命有機化学、食品生理機能学

試験日程:2022年1月22日(土)および 23日(日)

願書受理期間:2021年11月29日(月)から 12月3日(金) 午後5時まで(必着)

募集要項など、募集の詳細については、以下のページをご参照ください。

 農学部・農学研究科の入試情報

食品生物科学専攻修士課程入学試験 専門科目出題説明

専門科目(1)は、[生化学]、[有機化学]、[物理化学]の範囲から基礎的な6問題を出題する。

専門科目(2)は、[生物有機化学]、[食品生物工学]、[生化学・酵素科学]、[応用微生物学]、 [栄養科学]、[食品科学]の6領域からそれぞれ1問題を出題する。これとは別に、応用微生物学、栄養科学、食品科学領域から英文和訳問題を含む英語問題2題を出題する

専門科目(1)は、全6問題を解答すること。

専門科目(2)は、6問題から2問題を選択して解答すること。英語問題2題については必答とする

専門科目(1)の出題範囲:

  • 生化学:

①タンパク質、糖質、脂質の構造 

②解糖系・クエン酸回路・電子伝達系 

③ 遺伝子とタンパク質の生合成

  • 有機化学:

①有機化合物の構造と化学結合、立体化学 

②酸・塩基反応と解離定数、酸化と還元 

③基本的な有機化学反応(付加、脱離、置換)

  • 物理化学:

①気体と溶液の性質、熱力学、相平衡

②化学平衡、電解質溶液と電池、反応速度論、光化学

専門科目(2)の出題範囲:

  • 生物有機化学領域:  

①有機化学反応全般ならびに反応機構 

②機器分析による構造決定

  • 食品生物工学領域:  

物質収支、水分と乾燥、伝熱・殺菌、物質移動、レオロジー、界面化学、バイオリアクター

  • 生化学・酵素科学領域:

①生体分子の構造と機能 

②代謝と生体エネルギー論

  • 応用微生物学領域:  

①微生物の分類・形態・増殖 

②代謝と発酵、遺伝子と情報伝達

  • 栄養科学領域:    

①栄養素の消化・吸収、エネルギー代謝

②栄養素の代謝

  • 食品科学領域:    

①食品成分の化学と機能 

②食品の成分変化と品質


専門科目(1)の参考書:

  • 生化学、有機化学、物理化学:

有機化学要論(学術図書出版社)、ホートン 生化学(東京化学同人)、アトキンス 生命科学のための物理化学(東京化学同人)

専門科目(2)の参考書:

  • 生物有機化学領域:  

マクマリー有機化学・第9版 (東京化学同人)第1〜24章

  • 食品生物工学領域:  

食品工学入門(カルチュレード)、食品工学(朝倉書店)、現代化学工学(産業図書)

  • 生化学・酵素科学領域:

ホートン生化学・第5版(東京化学同人)第1〜15章

  • 応用微生物学領域:  

遺伝子から見た応用微生物学(朝倉書店)

  • 栄養科学領域:    

①分子栄養学(化学同人)第1〜9章

②Introduction to Nutrition and Metabolism (5th Edition, CRC Press) David A. Bender

  • 食品科学領域:    

①わかりやすい食品機能学 第2版(三共出版)第1〜5章

②食品の機能化学 (アイ・ケイコーポレーション)第1~4章