大学院入試情報
食品生物科学専攻主催 2023年度大学院入学試験説明会
対面での説明会は中止となりました。
2023年度「食品生物科学専攻」大学院入試説明会を、対面で開催いたします。
日 時:2022年2月19日(土)13時半~17時( 中止
場 所:京都大学吉田キャンパス北部構内農学部総合館W-214 中止
スケジュール:
13:30~13:35 専攻長挨拶
13:35~13:40 専攻の概要説明
13:40~14:00 試験科目の概要説明
14:00~14:20 分野説明
14:30~15:20 分野訪問①
15:30~16:20 分野訪問②
16:30~17:00 全体質疑、過去問配布
17:00 終了
ただし、新型コロナウイルス感染症に関する社会状況により、
食品生物科学専攻修士課程入学試験 専門科目出題説明
専門科目(1)は、[生化学]、[有機化学]、[物理化学]の範囲から基礎的な6問題を出題する。
専門科目(2)は、[生物有機化学]、[食品生物工学]、[生化学・酵素科学]、[応用微生物学]、 [栄養科学]、[食品科学]の6領域からそれぞれ1問題を出題する。これとは別に、応用微生物学、栄養科学、食品科学領域から英文和訳問題を含む英語問題2題を出題する。
専門科目(1)は、全6問題を解答すること。
専門科目(2)は、6問題から2問題を選択して解答すること。英語問題2題については必答とする。
専門科目(1)の出題範囲:
- 生化学:
①タンパク質、糖質、脂質の構造
②解糖系・クエン酸回路・電子伝達系
③ 遺伝子とタンパク質の生合成
- 有機化学:
①有機化合物の構造と化学結合、立体化学
②酸・塩基反応と解離定数、酸化と還元
③基本的な有機化学反応(付加、脱離、置換)
- 物理化学:
①気体と溶液の性質、熱力学、相平衡
②化学平衡、電解質溶液と電池、反応速度論、光化学
専門科目(2)の出題範囲:
- 生物有機化学領域:
①有機化学反応全般ならびに反応機構
②機器分析による構造決定
- 食品生物工学領域:
物質収支、水分と乾燥、伝熱・殺菌、物質移動、レオロジー、界面化学、バイオリアクター
- 生化学・酵素科学領域:
①生体分子の構造と機能
②代謝と生体エネルギー論
- 応用微生物学領域:
①微生物の分類・形態・増殖
②代謝と発酵、遺伝子と情報伝達
- 栄養科学領域:
①栄養素の消化・吸収、エネルギー代謝
②栄養素の代謝
- 食品科学領域:
①食品成分の化学と機能
②食品の成分変化と品質
専門科目(1)の参考書:
- 生化学、有機化学、物理化学:
有機化学要論(学術図書出版社)、ホートン 生化学(東京化学同人)、アトキンス 生命科学のための物理化学(東京化学同人)
専門科目(2)の参考書:
- 生物有機化学領域:
マクマリー有機化学・第9版 (東京化学同人)第1〜24章
- 食品生物工学領域:
食品工学入門(カルチュレード)、食品工学(朝倉書店)、現代化学工学(産業図書)
- 生化学・酵素科学領域:
ホートン生化学・第5版(東京化学同人)第1〜15章
- 応用微生物学領域:
遺伝子から見た応用微生物学(朝倉書店)
- 栄養科学領域:
①分子栄養学(化学同人)第1〜9章
②Introduction to Nutrition and Metabolism (5th Edition, CRC Press) David A. Bender
- 食品科学領域:
①わかりやすい食品機能学 第2版(三共出版)第1〜5章
②食品の機能化学 (アイ・ケイコーポレーション)第1~4章